紅茶専門店

こんにちは!日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

コロナウイルスの話題で騒がれている最近ですが、皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
私はと言うと、3月11日から日本の私の故郷に帰ってきています。


さて、今回は私の実家の近くにある紅茶専門店、Simaさんのことを書こうと思います。

紅茶専門店Simaは2012年にオープンした、ティーブレンダーの高須真優子さんによる世界中の紅茶を扱うお店です。

普通のカフェなら一種類で終わってしまう紅茶も、ここではストレートからアロマ系、ミルクティーやチャイ、さらには緑茶等まで、約50種類のバリエーションを提供しています。

Darjeeling second flush with strawberry cake

3週間の滞在で9回ほど尋ねましたが、私は断然ストレートで飲みたいのでダージリンのファーストフラッシュ、セカンドフラッシュ、オータムナル、そして和紅茶を毎回試しました。
Simaでは紅茶は基本的にポットで出てきますが、ポットには茶葉が入っていて、濃くなってきたら差し湯をお願いすることができます。(茶葉を抜いて持ってきてもらうこともできます)
また、紅茶に合うスウィーツも揃っており、英国式っぽくスコーンもあります。

japanese black tea Wakoucha Benihikari


建物も天井が高く、居心地がいい空間なので、つい長居してしまいそうです。
ドイツではあまりこのようなサロンは残念ながらありませんが、あったらもう少し紅茶好きも増えるだろうになぁと思ってしまいます。

日本茶サロンen-chaのラインナップ候補の試飲茶が届きました!

こんにちは。 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


本日、お願いしていた試飲用サンプルの日本茶が日本から届きました。

味を吟味してお眼鏡に合えばもちろん ≪en≫ のラインナップとして参加決定です。


今回は3社のもので、静岡と福岡からお取り寄せ。
個性の強いシングルオリジンティーがメインで試させていただきます!

どのお茶が選ばれるかは今後のen-chaのラインナップをお楽しみに^^

JAPANS FOOEXPORT に行ってきました。


こんにちは、 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

2018年10月、去年の秋のことなのですが、幕張メッセで開かれた、海外輸出向け食品のメッセへ行ってきました。

幕張メッセ入り口


もちろんお目当ては海外に輸出されるお茶メーカーさんブースです。

食品と言ってもさまざまですが、お茶コーナーは2棟くらいの規模で設けられていました。

お茶ブース


なんといっても今回は全国各地からの海外輸出に力を入れているお茶屋さんのお茶を比較、そしてお話を直接伺えるということで、私自身もかなり気合が入っておりました笑


お茶屋さんの方も、2017年メッセでは2件しか参加しなかったところ、海外からお茶を求めてくる顧客が押し寄せたらしく、今年は20件ほど慌てて増えたのだとか。
そんな状況からも、今海外でどれだけ日本茶の需要が増えているかがうかがえますね。


さて私はというと、とりあえず見つけたブースから手当たり次第訪ねて行ってお話を聞き、お茶を試飲させていただきました。
やはりお茶産地で有名どころのお茶屋さんが多いですね。やはりお茶作業が盛んな場所では多種多様なものを作れる可能性も大きいのでしょう。



海外にお茶を輸出するに当たって、輸出国の基準に沿ったお茶でなくてはいけないことは当然基本になってきます。よく問題視されるのはお茶の成分、つまりは残留農薬や肥料の種類等。
世界でも基準が厳しくて有名なのがアメリカ、EU諸国、台湾などですが、日本全体で見るとまだまだ海外を視野に入れてお茶を栽培しているお茶農家というのは限られているんですね。

まあもちろん日本茶の需要はほとんどが日本であり、日本ではそこまで残留農薬にこだわる顧客はいないので、需要に沿った生産ではあるわけなのですが。


ただし、ここで気を付けないといけないことは、輸出可能なお茶というのは、必ずしもオーガニックかどうかという基準だけでは決まらないということ。
例えば私が扱うことになるEU諸国へも、お茶輸出の際にはオーガニックじゃなきゃだめ!というわけではなく、指定された農薬さえ入っていなければ輸出は可能だったりします。

もちろん、商品として売る際に、オーガニックとして売りたい場合はやはりオーガニックを輸入するしかないですけどね。ヨーロッパではオーガニックが価値の基準になることも多いので、一つの強みになるわけです。

今回のメッセでは、全てではないものの、ほとんどのお茶屋さんが輸出基準を満たした何かしらのお茶を提供しており、現在の需要状況等も教えていただくことができました。




近くのブースにはオーガニックの食品を扱うブースも発見。

海外向けオーガニックメーカー

よく見たら、ドイツでもたまにオーガニックスーパーで見かけるRuschinの輸出元の会社でした!
普段日本にいても見かけないので、こういう場で日本人の方に商品を紹介していただくと新鮮です^^



以上、とっても勉強になったお茶メッセへの訪問でした!