男性の袴着付け

こんにちは。 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

今年の初めに、
日本で男性の袴の着付けを着付け教室で習ってきました。


着物、というと、

こういった女性の着物を想像しますが、(自身がモデルです^^)


男性ももちろん着物を着ますし、
お茶会等では袴を着る方も多いです。

Hakama

注:夫にモデルをしてもらってます^^;


茶道の初釜の時には夫も一緒に参加しているし、
彼自身も着物に興味はあるみたいなので

せっかくだからと思って勉強。


写真では分かりにくいのですが、
袴の部分はズボンのように股が分かれているものといないものがあります。


因みにかれが着用しているのは馬乗り(股が分かれている方)袴です。


女性の着物に比べると比較的簡単に着れますが、


男性には男性の着付けの美しさがあり、
恰幅がよく見えるように等
気を遣うポイントがあります。


着物でいただくお茶も

美味しさはひとしおですね!

夏のお点前 ー長板ー

こんにちは! 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


7月に入り、ドイツは猛暑の波が2回もやってきました。


の中にも涼しさを!ということで

今日は 平茶碗を使いつつ長板のお点前をしてみました。


長板のお点前は夏・冬両方のお点前でできますが、
お釜の位置が変わってくるため板の大きさが違います。

夏のお点前、風炉の場合は
お釜が板の上に来ますので半畳分の長さの物が使われます。

そして平茶碗ですが、
基本的には準備の段階で絞り茶巾を用意して扱います。


お点前中にお湯で茶碗をすすいだ際に茶巾を一度畳むことで
お湯で温まったお茶碗を冷ます意味があります。
(なるべくお茶の温度を下げるためです^^;)


平茶碗は普通の茶碗より泡立ちにくいのですが、
私の流派は表千家ですので半月になればオッケーです。


おまけで長板の一つ飾りのお点前もしてみました。

これは夏の終わりにすることが多いのですが、
同じ長板でも扱いが違って面白いです。

JAPANS FOOEXPORT に行ってきました。


こんにちは、 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

2018年10月、去年の秋のことなのですが、幕張メッセで開かれた、海外輸出向け食品のメッセへ行ってきました。

幕張メッセ入り口


もちろんお目当ては海外に輸出されるお茶メーカーさんブースです。

食品と言ってもさまざまですが、お茶コーナーは2棟くらいの規模で設けられていました。

お茶ブース


なんといっても今回は全国各地からの海外輸出に力を入れているお茶屋さんのお茶を比較、そしてお話を直接伺えるということで、私自身もかなり気合が入っておりました笑


お茶屋さんの方も、2017年メッセでは2件しか参加しなかったところ、海外からお茶を求めてくる顧客が押し寄せたらしく、今年は20件ほど慌てて増えたのだとか。
そんな状況からも、今海外でどれだけ日本茶の需要が増えているかがうかがえますね。


さて私はというと、とりあえず見つけたブースから手当たり次第訪ねて行ってお話を聞き、お茶を試飲させていただきました。
やはりお茶産地で有名どころのお茶屋さんが多いですね。やはりお茶作業が盛んな場所では多種多様なものを作れる可能性も大きいのでしょう。



海外にお茶を輸出するに当たって、輸出国の基準に沿ったお茶でなくてはいけないことは当然基本になってきます。よく問題視されるのはお茶の成分、つまりは残留農薬や肥料の種類等。
世界でも基準が厳しくて有名なのがアメリカ、EU諸国、台湾などですが、日本全体で見るとまだまだ海外を視野に入れてお茶を栽培しているお茶農家というのは限られているんですね。

まあもちろん日本茶の需要はほとんどが日本であり、日本ではそこまで残留農薬にこだわる顧客はいないので、需要に沿った生産ではあるわけなのですが。


ただし、ここで気を付けないといけないことは、輸出可能なお茶というのは、必ずしもオーガニックかどうかという基準だけでは決まらないということ。
例えば私が扱うことになるEU諸国へも、お茶輸出の際にはオーガニックじゃなきゃだめ!というわけではなく、指定された農薬さえ入っていなければ輸出は可能だったりします。

もちろん、商品として売る際に、オーガニックとして売りたい場合はやはりオーガニックを輸入するしかないですけどね。ヨーロッパではオーガニックが価値の基準になることも多いので、一つの強みになるわけです。

今回のメッセでは、全てではないものの、ほとんどのお茶屋さんが輸出基準を満たした何かしらのお茶を提供しており、現在の需要状況等も教えていただくことができました。




近くのブースにはオーガニックの食品を扱うブースも発見。

海外向けオーガニックメーカー

よく見たら、ドイツでもたまにオーガニックスーパーで見かけるRuschinの輸出元の会社でした!
普段日本にいても見かけないので、こういう場で日本人の方に商品を紹介していただくと新鮮です^^



以上、とっても勉強になったお茶メッセへの訪問でした!