お茶仲間とティーテイスティング

こんにちは! 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

先週末、お茶を同じように愛するお友達を誘ってティーテイスティングをしました。


ただ、ティーテイスティングと言っても、そんなに難しいことをするわけではなく
いくつかのお茶を同じ条件で淹れて、飲み比べるだけなのでとても簡単です。

重要なのはお茶葉の量、お湯の量、お湯の温度。
もちろん正確に測り、急須も同じ大きさの物、温度は温度計で測りました。


普段美味しく飲んでいるお茶も、別のお茶と比べることでお茶自身の特徴が見えてくることがあります。
単独で飲んでもそこまで違いは分からないのに、直接比べてみると、「あ、このお茶は渋みが少なくて味がまとまってるな」とか、「このお茶は水色が少し濃いけど苦みも少しあるな」とかこういった具合にです。

私達はテイスティングの際、それだけでなく、お茶の味の方向性についても意見を出し合います。例えばワインのテイスティングのように、森のようなとか、ナッツのようなとか、土のような等ものに例えて方向性を探るのです。
それにより、お茶の味の傾向も見えてきます。煎茶と玉露ではもちろん味の方向性は違ってきます。


聞き茶、闘茶のように飲み比べから順位を決めたり、品種名を当てたりするのも面白いかもしれませんね!

日本茶インストラクターへの道のり②

こんにちは! 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


今日のブログは前回の続き。

日本茶インストラクターは試験が二段階に分かれており、
1次試験の筆記試験に受かった場合にのみ2次試験の権利が得られます。


一次試験の合格通知が試験後10日程で届くのですが
その後間が2か月以上空くので、
どのくらいみっちり試験に向けて勉強したらいいのか迷うところです。


私はとりあえず1次試験合格後は一休みして、
年末辺りから試験対策を始めました。


一次の筆記試験に受かるのは30%程と言われている日本茶インストラクター試験。
実は2次試験は合格率90%と言われています。

それは普通に試験に向けて練習してよっぽどへまをしなければ受かる、ということなのでしょう。
何か微妙にプレッシャーを感じますが^^;




2次試験の内容は実技なのでただ練習あるのみ!

お茶の外観、内質を見て飲んで質の良いものを順に当てていきます。


Der Inhalt der zweiten Prüfung ist Praxis, das kann man einfach mehrmals üben!
Z.B. man soll die Tees nach der Reihe sortieren, welche bessere Qualität hat.


これが難しいのなんの 涙
正直練習でも試験でもよく分かりませんでした。

あとはお茶の淹れ方のプレゼンテーション。
これは練習あるのみなので、ある意味楽かもしれませんね。

正直練習が十分だったか自信のないまま受けた2次試験でしたが、
無事受かり晴れて日本茶インストラクターになることができました!

大変だったことに間違いはないのですが、
やっぱりお茶が好きなので勉強自体は楽しく自分の為になっているなと感じながらの勉強でした。

日本茶インストラクターへの道のり①

こんにちは!  日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


私は2018年に日本へ行き、日本茶インストラクターの資格を取りました。
この資格は知名度は低いわりに難易度が高く、モチベーションが必要になってくる資格らしいです。

資格を取るための一番の近道は、日本茶インストラクターの通信講座を受けること。
日本茶は好きで独学の知識はあったものの、専門的とは言えない為、私も講座を受けることにしました。




申し込むと、送られてきたのが上の写真の3冊の本。
他に資料集や、2次試験で使うテイスティング用の道具が一緒になっていました。


まずはこの3冊を隅から隅まで覚えて、各講座ごとのミニテストを郵便で送り、現役のインストラクターの方から添削してもらえます。


やってみて思ったことは、ちょっと軽く考えすぎていました汗

お茶の淹れ方とか種類とかは分かっているつもりだったのでそんなに難しくないと思っていたのですが、歴史から始まり害虫の名前や化学式、健康科学なども出てきて、勉強一からやり直しという印象です 泣


一次試験は筆記なのですがマーク式なので、書き取りより容易なのでは?という気持ちもありましたが、それも甘い考え。
本当に、「こんなところから!?」という所から出題もされますし、微妙なひっかけ問題も多数出てきます。


私自身も得意・苦手科目は一応あったものの、正直どの科目も自信がありませんでした。


なるほど、これに受かれば確かに茶ムリエへの道は近づくな、という感じです^^;


最終的に合格できたのですが、通知が来るまで本当に自信がなかったです。


長くなりそうなので次へ続きます。