こんにちは、 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。
茶道の世界(旧暦の考え)では5月からは夏の始まり。
これは、5月6日の立夏を境にして区切られています。
半年に一度入れ替わる、お釜を沸かす炉と風炉ですが
5月から10月まで夏の釜、
風炉を使うことになります。
冬に使う炉では、亭主と客の間にお釜が置かれる為、
暖を取るという意味もあるのですが
寒い冬が終わり暖かくなると
むしろ暑くならないように火元を客から遠ざけるという意味で
風炉を使います。
形式的なものだけではなく、ちゃんと意味がある。
これが日本の茶道の意義です^^
ドイツでは輸入制限やいろいろ難しい問題がある為
本物の炭は使わず電熱式の風炉ですが、
これから半年、
夏に向かって夏のお点前がんばっていきます!