お茶をより美味しくする和菓子

こんにちは!日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


今回はお茶とは切っても切り離せない和菓子について書こうと思います。



和菓子とは、日本の伝統的なお菓子で、
主に餅や米、餡に和三盆糖等を使って作ります。

洋菓子のクッキーやケーキに必要不可欠なバターや乳製品を使わない分
砂糖をたくさん使っている為甘みが強く、
小さいのにどっしりしてたくさん食べたように感じる重さがあります。

特に餡を使った甘い主菓子は茶道でよく使われます。
抹茶を飲む前にお菓子をいただき、
甘くなった口で抹茶をいただくという流れになっているのですね。

不思議なことに、
その手順によって抹茶をより美味しく感じ、飲むことができるのです。



そして和菓子と言っても実に様々な種類があり、
甘さもそれぞれ異なります。

ですので場面や飲むお茶によって合うお茶請けも変わってきます。


例えば抹茶や玉露ですとかなり主役級のお茶ですので
それに相当する練り切りや羊羹等の甘さの強いお菓子が合います。

少し日常的に煎茶を飲む場合は
甘いお菓子の中でもどら焼きや上用饅頭等すっきり目のお菓子がお茶の渋みに合います。

逆に焙じ茶や番茶のさらに普段使いのお茶を楽しみたい場合
あられや煎餅、団子など塩気のあるお菓子も美味しくいただけます。


このように、お茶に合ったお菓子を合わせることによって、
さらにお茶お菓子両者を引き立て、
お茶時間をさらに楽しむことができますが、


飲む人が美味しいと思うようにいただくのが一番大切ですから、
組み合わせをルール化する必要はなく
あくまで参考程度に自分の好きなようにお茶時間を楽しんでくださいね。

初釜に参加してきました。

こんにちは!日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


先週の日曜日に、茶道の先生のお宅で初釜が行われました。

初釜とは、その年初めてのお茶を点てることであり、
とても神聖で新鮮な雰囲気で行われます。


日本では初日の出、初詣など、
年の一番初めに行うことは特別に考える文化がありますよね。
同じように初釜も、茶道を嗜む者にとっては本当に特別な行事です。

又、招待された人は着物を着ていくことも多く、
その場合紋付き色無地や訪問着・付け下げ等を選びます。
これらの着物は小紋等の普段着よりも格が上で華やかな装いでもあります。


私もこの日は頂き物の付け下げを着て行きました。
今年は家族3人での初めての参加だったので家族で着物にも。



まずはリビングにてスパークリングワインを片手に乾杯、
その後先生お手製のお昼ごはんをいただき、
先生のお点前によりお濃茶をいただきます。


初釜で特別なのは、
いつもお稽古を見てくださっている先生自らのお点前を拝見できること、
そして嶋台という、金銀が茶碗の内側に塗られた2つセットのお茶碗でお抹茶をいただくということです。


次は初稽古。
今年も茶道のお稽古がんばって行きます!


謹賀新年。気持ちも新たに。

明けましておめでとうございます。
日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。
去年はお茶尽くしの一年でしたが、今年もお茶と共に楽しんでいきたいと思っています。

今年もよろしくお願いします!


日本ではお正月によく着物を着ますよね。
ドイツにいるとそんな日本の心も忘れがちですが、
せっかくなので着物を着て煎茶道の初稽古をしてみました。


着物を着ることで気も引き締まりますし、
上級な玉露をいただくことで正月のゆったりした空気を感じ
さらに気持ちも改めることができました。



継続は力なり。
今年も信念を持ってお稽古に励んでいこうと思います。