Schwarz Tee Festival in Owariasahi

こんにちは! 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。


秋と言えば世界各国で祭りが行われることが多いですが、
お茶の祭りも秋になるとよく耳にします。

日本茶というと新茶の時期である5月から6月にかけてが有名ですが、
その後二番茶三番茶、そして夏番茶秋番茶等ができますので
お茶農家さんからすると販売するのに最適な時期、
秋に売り出すのも大事なイベントですよね。


そんな秋の一日、今年11月24日は2019年度の紅茶フェスティバルでした。
一年前のことですが、私もこのイベントに行ってきたのでそのことを書こうと思います。

Schwarz Tee Festival 2018


まず、開催場所が尾張旭市という点について。

県内の人間でないと知らない方も多いかもしれませんが、
愛知県にある尾張旭市は全国でも美味しい紅茶を扱うお店が多い場所。
その紅茶好きが集まりやすい場所でフェスティバルを開くということなのでしょう。


フェスティバルには紅茶農家さんやお茶屋さんも参加しているのですが、
場所柄愛知県内の農家さんが主となり、次に静岡、他の県という割合でした。


また、紅茶フェスティバルではあるものの、
台湾ウーロン茶といった他のお茶も売られており、
さらにさまざまなお茶を試飲してから購入できるため
まさに美味しいお茶を買いたい人にはうってつけの場所だなと感じました。

フェスティバルではいくつかのイベントが開催されていたのですが、
私は世界中の紅茶を飲み比べるというイベントに参加してみました。

始めに試飲用カップをもらい、各国の冷茶を試飲。
最後には一番おいしかった国に一票を投じるというものです。


こんな国にも紅茶が!という驚きも有り、新鮮な体験になりました。
私個人が最終的に一番美味しいと感じた国は。。。

なんとポルトガル。
ポルトガル自体で紅茶が作られていることも知りませんでしたが、
思いの他美味しかったので面白かったです。

因みに今年の優勝国はトルコだったようです。
トルコに行ってチャイを飲んだことがありますが、
煮出して、苦くて濃い紅茶を砂糖を入れて飲む、という感じでしたので
個人的にはそこまで美味しいと思えず、このイベント結果は意外です。


また、茶の木の苗も販売されていました。
品種はもちろん紅茶に合ったものが何種類か並んでいましたが、
家の庭に茶の木が植えてあると考えるだけでわくわくしますね。
私は海外在住なので泣く泣く断念。

Teebaum verkauft



イベントに参加した後は、
有名な紅茶専門ティーサロン、ティーズリンアンさんにお邪魔してきました。


主にアジアのお茶の産地から、有名なヴィンテージ紅茶を輸入、
正しい淹れ方でクラシックな茶器にて淹れてもらえるので美味しさもひとしお。
接客の方も紅茶に詳しい人がしているので注文の際にいろいろ聞くこともできます。

この日は紅茶漬けの一日となりました。
好きなものを追求することは本当に楽しい!
また機会があれば参加したいです。

Tee Probe mit Teefreunden




Guten Tag! Ich bin Mayumi von japanischer Tee Seite ≪en-cha≫ .
Ich habe am letzten Wochenende mit Teefreunden zusammen eine Teeprobe gemacht.




Teeprobe heißt einfach verschiedene Tees von gleicher Menge zu probieren. Das ist eigentlich gar nicht kompliziert.
Was wichtig ist: die Menge der Teeblätter, die Menge des Wassers und Temperatur des Wassers. Wir haben die Teeblätter abgewogen, Teekännchen von gleicher Größe sowie ein Thermometer benutzt.


Auch wenn man oft Tee trinkt, kann man trotzdem nicht so leicht die Unterschiede vom Geschmack verschiedener Tees erkennen. Aber wenn man sie direkt vergleicht, kann man ganz einfach jeden eigenen Teecharakter sofort wissen.


Wir reden meistens dazu über Teegeschmacksrichtungen wie auch beim Weintasting. Z.B. Dieser Tee hat Geschmack nach Wald, oder wie Nüsse oder Erde.

Dabei kann man die Teegeschmacksrichtung eindeutig unterscheiden. Sencha und Gyokuro haben andere Geschmacksrichtung, obwohl beide Grüntee ist.

Man kann natürlich auch ein Ranking machen oder einen Contest machen, welcher Teegeschmack besser ist!

Messe-Besuch: JAPAN FOOD EXPORT in Makuhari


こんにちは、 日本茶サイト≪en-cha≫ のオーナーでお茶オタクの真弓です。

2018年10月、去年の秋のことなのですが、幕張メッセで開かれた、海外輸出向け食品のメッセへ行ってきました。

幕張メッセ入り口


もちろんお目当ては海外に輸出されるお茶メーカーさんブースです。

食品と言ってもさまざまですが、お茶コーナーは2棟くらいの規模で設けられていました。

お茶ブース


なんといっても今回は全国各地からの海外輸出に力を入れているお茶屋さんのお茶を比較、そしてお話を直接伺えるということで、私自身もかなり気合が入っておりました笑


お茶屋さんの方も、2017年メッセでは2件しか参加しなかったところ、海外からお茶を求めてくる顧客が押し寄せたらしく、今年は20件ほど慌てて増えたのだとか。
そんな状況からも、今海外でどれだけ日本茶の需要が増えているかがうかがえますね。


さて私はというと、とりあえず見つけたブースから手当たり次第訪ねて行ってお話を聞き、お茶を試飲させていただきました。
やはりお茶産地で有名どころのお茶屋さんが多いですね。やはりお茶作業が盛んな場所では多種多様なものを作れる可能性も大きいのでしょう。



海外にお茶を輸出するに当たって、輸出国の基準に沿ったお茶でなくてはいけないことは当然基本になってきます。よく問題視されるのはお茶の成分、つまりは残留農薬や肥料の種類等。
世界でも基準が厳しくて有名なのがアメリカ、EU諸国、台湾などですが、日本全体で見るとまだまだ海外を視野に入れてお茶を栽培しているお茶農家というのは限られているんですね。

まあもちろん日本茶の需要はほとんどが日本であり、日本ではそこまで残留農薬にこだわる顧客はいないので、需要に沿った生産ではあるわけなのですが。


ただし、ここで気を付けないといけないことは、輸出可能なお茶というのは、必ずしもオーガニックかどうかという基準だけでは決まらないということ。
例えば私が扱うことになるEU諸国へも、お茶輸出の際にはオーガニックじゃなきゃだめ!というわけではなく、指定された農薬さえ入っていなければ輸出は可能だったりします。

もちろん、商品として売る際に、オーガニックとして売りたい場合はやはりオーガニックを輸入するしかないですけどね。ヨーロッパではオーガニックが価値の基準になることも多いので、一つの強みになるわけです。

今回のメッセでは、全てではないものの、ほとんどのお茶屋さんが輸出基準を満たした何かしらのお茶を提供しており、現在の需要状況等も教えていただくことができました。




近くのブースにはオーガニックの食品を扱うブースも発見。

海外向けオーガニックメーカー

よく見たら、ドイツでもたまにオーガニックスーパーで見かけるRuschinの輸出元の会社でした!
普段日本にいても見かけないので、こういう場で日本人の方に商品を紹介していただくと新鮮です^^



以上、とっても勉強になったお茶メッセへの訪問でした!